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■5月2日/東京ドーム/OPBFウェルター級タイトルマッチ10回戦
王者 田中空(大橋) vs 佐々木尽(八王子中屋)



国内屈指のウェルター級パンチャー対決。135ポンドを超えると、目に見えて選手層が薄くなる国内中量級は、スパーリング・パートナーを探すのも容易ではなく、田中がアマ時代から二人はスパーリングを経験しており、手の内は知っている。看板に偽りの無い打撃戦は必至で、見応えのある強打の応酬が繰り広げられるのは間違いない。

昨年6月19日、大田区総合体育館でWBO王者ブライアン・ノーマン・Jr。(米)に挑戦した佐々木は、黒人特有の素早い反射とスムーズなボディワークで自慢の左フックと左右の強打を容易く捌かれ、力の差を痛感しながらも打ち合い勝負以外に策は無く、第5ラウンド、懸命に右もろとも踏み込んだところへ、かわしざまの鋭い左フックをまともに食って失神KO負け。

国際的に見ても最も選手層が厚く(成人男性の平均体重)、最激戦区に位置づけられる中量級で、日本(東洋)と世界のレベル差をこれでもかと見せ付けられた訳だが、年齢も24歳とまだ若く、世界への夢を諦めることなく今年2月に再起。

31歳のフィリピン人ファイター(18戦13勝4敗1分け/3KO)を、2ラウンド1分過ぎ、必殺の左フック1発で沈めて健在をアピールしたばかり。


一方の田中空(たなか・そら)は、全日本選手権優勝の実績を手土産に、大橋ジムからプロ入りしたトップアマ出身組み。165センチ(!)の小兵は、この階級では異例中の異例。極めて稀な存在だが、分厚い上半身と逞しい二の腕から繰り出すコンパクトなパワーショットを武器に、一昨(2024)年6月のデビュー以来、5連続KO勝ちを収めている。

川崎の出身で、小柄なハードパンチャーという分かり易さから、”ハマのタイソン”の異名で売り出し中。元日本ランカー(田中強士/つよし:ミニマム級2位)の父から、ボクシングのイロハを叩き込まれた。

井上(尚弥・拓真)&田中(恒成・亮明)兄弟を筆頭に、今や欧米に遅れを取らない勢いで、国内ボクシング界を席巻する親子鷹連合(?)の列に並ぶ。なおかつ、田中が遊びながら練習を始めたのは3歳だというから驚く。ボクシングが野球と相撲に肩を並べる国民的スポーツだった1950年代に、フェザー級で活躍した京浜ジム(2年前に閉鎖した京浜川崎ジム)の元日本王者,田中昇は、大叔父(祖父母の兄弟)に当たるという。


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佐々木が玉砕した同じ日のセミで、小畑武尊(こばた・たける/ダッシュ東保・ひがしほ)との決定戦を4回TKOで制して、世界挑戦に備えて佐々木が返上したOPBF王座に就く。

プロ4戦目でのOPBF獲得は、重篤な眼疾を告白して引退した田中恒成(畑中)、ロンドン五輪で日本史上二人目の金メダルを獲得した村田諒太とともに、銅メダルを持ち帰った清水聡(大橋)に並ぶスピード出世でファンを沸かせる。

ただし、小畑との5ラウンズは、小さからぬ田中の課題も浮き彫りにした。とにかく被弾が目立つ。サウスポーの小畑には田中の圧力を押し返すだけのパワーが無く、立ち上がりからロープを背負い続けることになったのだが、適時ショートの左ストレートを軸に反撃。

左右フックにアッパーを混ぜたベーシックなコンビネーションで、特段目を惹く変化や迫力には欠けたが、ヒヤリとするタイミングでコツコツ打ち返す。おそらく3ラウンドだったと記憶するが(間違っていたらごめんなさい)、相打ち気味の右ショートからの左を効かされ、グラついた上に手と足が止まる場面があった。

全日本(2022年)の準決勝で、日体大の脇田夢叶(わきた・ゆうと)に喫したよもやの初回RSC負けが、デジャヴのように蘇る。アマにも関心がある熱心なファンなら、きっとあの場面が脳裏を過ぎったに違いない。

◎試合映像:田中 vs 脇田(2022年全日本選手権ウェルター級準決勝)
2022年11月26日/墨田区総合体育館
https://www.youtube.com/watch?v=G7I9_vfLLA0


第4ラウンドの1分半過ぎ、またもやロープに詰めて連打をまとめにかかり、レフェリーストップで首尾良く王座を獲得できたものの、「止めるのが早い。小畑のパンチも当たっていたのに」「田中をチャンピオンにしたい事情はわかるけど・・・」と、主審岡庭の裁定に批判的な声が上がる。

元暫定王者の肩書きを持つ小畑が、坂井祥紀(さかい・しょうき/横浜光),小原佳太(おばら・けいた/三迫),2023年末に名古屋の中日ジム(ウガンダ出身のトレーナーがいる)と契約して、日本に主戦場を移した現日本王者セムジュ・デヴィッド(ウガンダ/東京五輪代表)らの国内トップクラスにぶつかり、ことごとく敗れていたことも、論評を辛口へと傾斜させる勢いに拍車をかけた。

帝拳本田会長の跡目を継ぎ、業界の盟主たらんとする大橋会長への忖度だと、要らぬ憶測までが飛び交う。


田中本人も「被弾を減らさないとダメですね・・・」と反省の弁を口にし、何事にも敏感に反応する大橋会長は当然そうした空気を察知していて、昨年10月の初防衛戦では、メキシコ仕込みの逆輸入ボクサー,坂井祥紀を指名する。

坂井は50戦近いキャリアを持ち、小原佳太,豊嶋亮太(帝拳),重田裕紀(しげた・ひろのり/ワタナベ)らとの連戦に耐えて、一度は日本王者となり2度の防衛にも成功したが、2021年の暮れにOPBF王座に挑戦して敗れた豊嶋の挑戦を受け、1-2判定で惜しくも落城(2024年5月)。

虎の子をベルトを失った後、OPBFとWBOアジア・パシフィックの二冠を保持していた佐々木に挑戦。0-3判定に退き連敗(2025年1月)。30代半ばに差し掛かった年齢も含めて、限界説が囁かれ始めてはいたが、安定した試合運びと心身のタフネスには定評があり、175センチのタッパと北米大陸での豊富な経験は、サイズのディス・アドバンテージへの不安を払拭し切れない田中に取って、プロ転向後の試金石には打ってつけ。


結論から申し上げれば、田中のプレス・スタイルは大ベテランの坂井にも通用した。序盤からペースを握り、ヒッティングで坂井の左瞼をカット。この傷が悪化して、第6ラウンドのドクターチェックで試合終了。無事にベルトを守る。

しかしながら、「減らさなければならない被弾」は相変わらず。坂井の上手さも勿論あるが、相手の正面で棒立ちになる悪癖は手付かず。頭と肩をほとんど振らない現代流も相変わらずで、危ない場面をパワーの違いで打開し、坂井ほどの実力者を力で押し切った事自体は評価に値するが、小柄なホープの行く末に暗雲が垂れ込めたのも事実。

「これじゃ世界に行く前に潰れる」

幼い頃から父と鍛え上げたボクシングを、そうそう簡単に変えられないのは致し方の無いことではある。あるけれども・・・。


3連敗でキャリアの剣が峰に立たされた坂井は、再起することなく昨年11月に自身のインスタで引退を表明。19歳で単身メキシコに渡り、名匠ナチョ・ベリスタインの薫陶を受けながら、2010年6月ライト級でプロデビュー。2016年の秋までメキシコ国内で戦い(25戦20勝5敗/12KO)、2017年の春に念願叶って米本土進出を果たす(140ポンドのS・ライトを経て2018年以降ウェルター級にアップ)も、2019年暮れまでのおよそ2年半に7戦して2勝4敗1分け。

4度の黒星は連敗で、アレクシス・ロチャ(米)を相手に10ラウンズをフルに粘った善戦を含むが、王国アメリカの厳しい現実に直面。武漢ウィルスが暴れ始める2020年、日本に戻って横浜光ジムに身を寄せ、ハードコアなマッチメイクに苦しみつつ、日本タイトルに辿り着く。

15年に及ぶプロ生活で48戦を消化。29勝(15KO)をマークし、16回の敗戦と3度のドローを記録したが、KO(TKO)負けはラスト・ファイトとなった田中戦1試合のみ。何処のプロモーターにも重宝され、ジムにおいては扇の要となる中堅タフ・ガイを地で行く、天晴れなボクサー人生だった。


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いかに3段論法が成立しづらい格闘技とは言え、坂井を間に挟んだ比較は避けて通れない。坂井を中~大差の3-0判定に下した佐々木は、坂井が勝てなかった国内第一人者の小原と豊嶋も序盤でKOしている。一方の田中は、瞼のカットによる出血が原因ではあるが、佐々木が10ラウンズかけて倒せなかった坂井を中盤でストップ。引退に追い込んだ。

◎試合映像
<1>佐々木 vs 坂井(ハイライト)
2025年1月24日/有明アリーナ
https://www.youtube.com/watch?v=DzV3k2Aigp4

<2>田中 vs 坂井(ハイライト)
2025年10月21日/後楽園ホール
https://www.youtube.com/watch?v=ky9Kq0nX4IY


スタイルと持ち味に違いはあれど、両雄には共通する点も多い。

<1>攻撃力に偏重した正面突破型
<2>ジャブ・ワンツーからインパクトのある左ボディをアクセントにフックで畳み掛ける
<3>ディフェンスは二の次で攻防のキメが粗い
<4>打たれ(せ)ながら相手を削る=ラウンドが長引くにつれ我慢比べにならざるを得ない
<5>突破(と崩し)のバリエーション(揺さぶりの手段)が少ない

◎佐々木の優位性
<1>ナチュラル・タイミングの左フック(一撃でし止める威力/持って生まれたカウンターの当て勘)
<2>身体全体のスピードと運動量(遠めの距離からでも素早く距離を潰す)
<3>距離と飛び込みの変化(意外性のある動きができる:現時点では可能性の域を出切らないが)
<4>サイズ(田中と戦う相手は全員同じ)

◎田中の優位性
<1>パンチがコンパクト(コンビネーションも含め無駄な大振りが少ない)
<2>堅実性:戦術的ディシプリン(余計なことはやらない)
<3>命中精度

無論のこと、これらの長所は短所と表裏一体。田中のボクシングは堅実で良くまとまってはいるが、それゆえに変化に乏しく、プレスを捌くスピード(脚)、もしくは高水準のディフェンス技術(ボディワーク)、そしてその両方を持ち合わせた相手にぶつかった時、為す術なく軍門に下る確率がマキシマムに増大する。

ワンパターンの前進を繰り返す悪癖が全開となり、前に出ては接近する前に打たれ、出足と手数が止まるとスリー・パンチ以上のコンビをまとめられ、逡巡している間にポイントを失う、パンチング・パワー頼みのファイターが墓穴を掘る典型例に陥り易い。


時に閃き型への適性も見せる佐々木は、そのセンスが展開を打開する妥当性に直結せず、無駄な動きに終わることが多く、カウンターを浴びるリスクにすらなっている。

崩しのコンビネーションは双子のように良く似ているが、効かせる為に振るうフックは、常にコンパクトな田中に比して大きくなり、打ち終わりの処理も含めて粗雑になりがち。

佐々木の左フックは徹底的に研究・対策されるだろうから、田中のパンチはこれまで以上に小さく鋭く磨かれ、生命線のブロック&カバーの強度アップと堅持、引き手の戻り(位置+速さ)にも高い意識が注がれ、坂井が成功した相打ち狙いの隙を与えない駆け引きにも、当然キャンプで取り組んできたと思う(大いに期待する)。


逆に佐々木は、対策された上で左フックを決め切る為の撒き餌、崩しの変化と、仕掛けた罠に相手を呼び込むインサイドワークに上積みが無いと厳しい。2月の再起戦が典型的だが、これまでのようにブロック&カバーの上を打たせて左を狙うやり方は、一定水準以上の技術と経験を持つローカル・トップ以上には簡単に通用しないだろう。

無駄な動き(隙)が増えて、余計な被弾も増す。佐々木のパンチもそれなりに当たるだろうが、田中の土俵(我慢比べ)に引きずり込まれて、ラウンドをまとめ切ることができず、小差の0-3判定を失いかねない。

あのブライアン・ノーマンが、ライト級から上げて来たデヴィン・ヘイニーにいいところなく敗れる。ヘビー級を中心とした重量級が才能の枯渇に喘ぐ中、裾野の崩壊という最大の危機は、徐々に中量級にも侵食を進めているものの、本場の中量級には様々な化け物が入れ代わり立ち代わり登場する。




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率直に申し上げて、「日本人初の世界ウェルター級王者」を二人に期待するのは酷だ。可能性はゼロではないし、それでも敢えて言うなら、幾ばくかでも目があるとするなら、やはり佐々木にならざるを得ない。

国際的な水準に照らすなら、佐々木も十二分に柔らかいとまでは言えないけれど、国内・東洋レベルでは上等な部類に入る。脱力していてもダメージを与え得るパンチの技術は、ディフェンスの向上にも大きな効果を期待でき、世界への可能性を押し拡げてくれる。

今現在の田中に対する最大の懸念は、パンチはコンパクトなのにも関わらず、常に上体が硬い点。間違いなく、打たれたら効く。至近距離で直立する悪い癖も、致命傷へのリスクを増大させる要因。

佐々木も経験を積んで行けば、色々な意味で我慢(リングの上で)を覚えて、技術や駆け引きも覚えるだろうが、その頃には十分過ぎるほど打たれて消耗・疲弊している。積極的に想像したくはない光景だが、そう考えざるを得ない。

国内S・ライト級で頭1つも2つも抜けた、それこそ日本人離れしたセンシブルかつ柔軟な攻防を見せつけた亀海喜寛が、ウェルター級に上げて渡米した途端、打たれながらひたすら直進・突貫を繰り返す和製ど根性ファイター化していく姿を、どれほどの絶望感とともに見つめ続けたことか。


佐々木と田中が、神々の階級で世界に迫る為には、オールド・スクールの技術を学び直し、身体に染み込ませるしかないと確信する。それは、ウィービングとローリング。頭を低くして、肩と一緒に上下左右に絶えず動かし、自分より大きな相手が放つジャブとワンツー、打ち下ろしのストレートとアッパーのカウンターをかわしながら、マッハのスピードで内懐に飛び込む。

165センチの田中は言うまでもなく、174センチの佐々木も、この階級ではけっして大きな方ではない。”マッハの踏み込み”に些かな期待を抱くことができる佐々木も、その期待を抱くことができない田中も、ウィーブ&ロールの習得だけで大きく化けると信じる。

トレーナーも代替わりが進み、20世紀(昭和)のセオリーを教えることができる指導者は、日本国内にほとんど残っていないのかもしれない。だとするなら、腕達者のコーチが集まる王国アメリカに解決策を求めるべきなのでは・・・。


メインの世界戦2試合と、地域王座戦3試合中の2試合、合計4試合のタイトルマッチが日本人同士の顔合わせ。予定される7試合すべてを、海外の主要ブックメイカーが採り上げた。”世界のナオヤ(P4P2位)”と、その後継者を自他共に認める中谷(リング誌P4Pランクで6位を維持)、中谷と同様、海外でも一定の認知を有する井岡の影響力を加味しても、滅多に見られない光景ではある。

□主要ブックメイカーのオッズ
<1>BetWay
田中空:-110(1.91倍)
佐々木:+100(2倍)

<2>Unibet
田中空:-127(1.79倍)
佐々木:-105(1.95倍)

<3>ウィリアム・ヒル
田中空:10/11(1.91倍)
佐々木:10/11(1.91倍)
ドロー:14/1(15倍)

<4>Sky Sports
田中空:19/20(1.95倍)
佐々木:15/13(2.15倍)
ドロー:16/1(17倍)

ほとんど互角。身銭を切る海外のマニアたちが、ブライアン・ノーマンに打ち倒された試合以外に、どこまで過去に遡って佐々木のファイトを視聴・確認しているのか。プロ入りして間もない田中はそれ以上に心配になるが、国内のファンと同じ認識だというのが良く分かる。

ウェイトオーバーした上で平岡アンディに惨敗し、2021年暮れに行われたチャリティ興行でも、べオグラードの世界選手権を制して史上初の金メダリストとなり、東京五輪にも出場した岡澤セオンに捌かれ、世界戦で無残に散った佐々木と、試合数の少なさも手伝って大きな綻びを見せていない田中。トップ・アマの経験値も評価の基準に入る以上、僅かな差で田中支持に傾くのは半ば当然。

◎試合映像:B・ノーマン vs 佐々木(ハイライト)
2025年6月19日/大田区総合体育館(EBARA WAVE アリーナおおた)
https://www.youtube.com/watch?v=N5RVjtBS63Y

穴の多いディフェンスは共通するウィークネスでも、大振り傾向とキメの粗さがより目立つ佐々木に比べて、単調でもコンパクトにまとまった攻撃を継続可能な田中を推したくなるのは仕方がない。とした上で、拙ブログ管理人は佐々木の左フックに一票を。

田中の大きな武器の1つでもあるフィジカルの強度、とりわけ上半身のパワーは、踏ん張って打つことで破壊力を担保する。それはそのまま身体の硬さを助長して、打たれた際の効き方に甚大な影響を及ぼす。

”倒し切れる一発”の魅力は、やはり捨て難い。近い(危険な)距離でも相手の正面に直立する田中の左右を見切り、必殺の一撃を決め切れたら・・・。佐々木が夢見る近未来への展望は、それ相応の現実味を帯びてくる。

ⅰA12Qん、。
Sora Tanaka vs Jin Sasaki


◎田中空(24歳)/前日計量:146.6ポンド(66.5キロ)
OPBFウェルター級王者(V1)
戦績:5戦5勝(5KO)
アマ戦績:66戦58勝(39RSC・KO)8敗
武相高校→東洋大
2023年度全日本選手権優勝(ウェルター級)
2022年度全日本選手権3位(ウェルター級)
2022年国体優勝(ウェルター級)
2017年(第29回)~018年(第30回2)高校選抜優勝(L・ウェルター級)
2018年度ASBCアジアユース選手権銅メダル(L・ウェルター級)
身長:165センチ,リーチ:166センチ
右ボクサーファイター


◎佐々木(24歳)/前日計量:146.8ポンド(66.6キロ)
戦績:23戦20勝(18KO)2敗1分け
アマ戦績:1勝3敗
八王子拓真高校
2016年度第9回U-15全国大会中学男子66キロ級優勝
身長:174センチ,リーチ:176センチ
好戦的な右ボクサーファイター

◎前日計量


武相高校で本格的な競技生活を始めた当初から、田中はL・ウェルター級で戦っている。生まれ持ったフィジカルの恩恵に加えて、体重調整で苦しむよりは・・・との判断が、階級の選択を左右した可能性は否定できない。

いかに小さい田中とは言え、これだけの筋量を蓄えると、減量のキツさはどうなのだろう?。大きな大会を勝ち上がると、1週間以上リミットを維持しなければならないアマチュアは、減量で無理をしている選手にはそれだけでも大きな負担になる。

140ポンド時代、平岡アンディとの大一番で体重超過の大失態をやらかした佐々木は、JBCの勧告に従い階級を上げた。ナチュラルな147ポンドとの体格差を感じさせたことはなく、ウェイトはけっして楽ではなさそう。

◎前日計量:Lemino公式フル映像
https://www.youtube.com/watch?v=ex2fu5VYo6A