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■8月26日/ヴロツワフ市立スタジアム,ポーランド/WBA・IBF・WBO3団体統一世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦
王者 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ) vs WBA正規王者 ダニエル・デュボア(英)





パウンド・フォー・パウンド・ランキングのトップを争う日米2強が揃い踏みしただけでなく、前評判を遥かに凌駕する圧巻のパフォーマンスで観る者の”度肝を抜いた”衝撃の1週間から、早くも1ヶ月が経とうとしている。

我らが井上尚弥の快勝に快哉を叫んでから僅か4日後、最激戦区と称すべき147ポンドの3団体を統一したエロール・スペンスをまったく問題にせず、圧勝という2文字では全然足りない、とんでもない力量の差をこれでもかと見せ付けたテレンス・クロフォードが、男子史上初となる「2階級+4団体統一」を成し遂げた。


そして今月末、P4Pトップ・トライアングルの一角を占める最重量級の3冠王が、アンソニー・ジョシュア(英)との再戦から丸々1年を開けて登場する。

さらに来月末になると、ドミトリー・ビヴォル戦の完敗(内容=負け方も悪かった)でP4Pトップ戦線から数歩後退の感が否めないカネロが、メキシコの独立記念日(1821年9月27日)に合わせて、5月のシンコ・デ・マヨ(仏軍に対する戦勝記念日:1862年5月5日)に続く4団体統一S・ミドル級王座の防衛戦。

2階級下のS・ウェルター級で4団体を統一したジャーメル・チャーロの挑戦が大きな話題となっているが、リング誌P4Pランクの十傑に一度は並んだものの、現在はランク外となっている評価に不満を募らせ、クロフォードに続く「2階級+4団体統一」に並々ならぬ意欲を燃やす。


WBSS(World Boxing Super Series)の1stシーズンでクルーザー級の4団体を統一した後、ヘビー級に転じてジョシュアに挑み、3団体(WBA・IBF・WBO)を一気に掌握したウシクも、当然のことながら4つすべての頂きを目指している。

練習中の怪我(右上腕)と度重なる対戦相手の変更により、2019年5月に予定していたヘビー級の初戦が延期。同年10月、チャズ・ウィザスプーンに7回終了TKO勝ちを収めたが、武漢ウィルス禍の影響を受けて1年の休養を余儀なくされた。

ジョシュアがアンディ・ルイスに超特大の番狂わせ(2019年4月/7回TKO負け)を献上した直後、ウシク陣営はWBOからヘビー級の指名挑戦権を正式に認められていたが、相次ぐ変異株の確認と流行を繰り返す感染症の猛威は収まる気配がなく、3冠王ジョシュアの予期せぬ落城と奪還(同年12月の再戦で大差の3-0判定勝ち)が状況を難しくする。


2020年10月、何とか陽の目を見たデレク・チソラとの転級第2戦で12回3-0判定勝ち。タフで鳴らす問題児チソラに手を焼きながら、無事に転級級第2戦を白星で飾るも、タイトルマッチの実現までさらに1年を要してしまう。

ジョシュアへの挑戦交渉が長引く中、WBC王者ディオンティ・ワイルダーとの契約に応じた筈のタイソン・フューリーが、ジョシュアを擁するエディ・ハーンに接近。しかたなくチームはWBOの暫定王座決定戦(対戦候補:ジョー・ジョイス)を模索するが、ジョシュア vs フューリーの契約は成立に至らず、WBOが改めてウシクとの指名戦履行と興行権の入札実施を指示するに及び、エディ・ハーンとジョシュアも腹を決める。

2021年9月25日、オープンして間もない(2019年4月こけら落とし)トッテナムの新スタジアムを埋め尽くした6万人超の大観衆を前に、「超大型ヘビー級の完成形」を期待されたジョシュア(198センチ,240ポンド)に対して、クルーザー級上がりの小~中型ヘビー級のウシク(190センチ,220ポンド)が、持ち味のフットワークとシャープなパンチでペースを握り、そのままゴールテープを切って3-0の判定勝ち。


オフィシャルのスコアは僅少~中差の間で割れた(117-112,116-112,115-113)ものの、多くのファンと関係者の眼には「ウシクの完勝」と映った。イヴェンダー・ホリフィールドとデヴィッド・ヘイの後に続き、「ヘビー級を獲った3人目のクルーザー級王者」となったったウシクに、ハーンとジョシュアは再戦条項の権利行使を通告した。


「2022年4月サウジアラビア開催」が規定の路線となったが、運命の2月24日、遂にロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始。3月3日、ウシクは「ウクライナ領土防衛大隊(Ukrainian territorial defence battalions)」への入隊を明らかにする。

ドネツィク,ルハンシクの2州に攻め込んだロシアの民兵組織「ノヴォロシヤ連合軍(ウクライナ政府はテロ集団に指定)」への抗戦を主な任務にすると報じられ、2月27日に生まれ故郷の南部オデッサ近郊の義勇軍に入隊したロマチェンコ同様、リング復帰が危ぶまれかねない逼迫した状況に絶句するしかなかった。

◎関連した過去記事
<1>祖国・領土(最愛の人々)を守る為に・・・ /独裁国家の狂気に身を挺して抗戦するアスリート - ロマチェンコ VS J・オルティズ プレビュー II -
2022年10月29
https://blog.goo.ne.jp/trazowolf2016/e/afbcc54edadf065cb9c2ba90876a504d

<2>絶対王者が絶対である為に・・・ /戦場に身を投じた王者がリング復帰 - ロマチェンコ VS J・オルティズ プレビュー I -
2022年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/trazowolf2016/e/89a1fd8217042bd415d50401ad75bded


しかし、3月23日にはポーランドへの入国が明らかとなり、「ワジム・フトツァイト大臣(スポーツ相)の許可を得て出国」と伝えられ、ジョシュアとの再戦に向けトレーニング・キャンプを開始したことが判明。

ウクライナ政府が2人の英雄について公式に出国の許可を認めたのは、おそらく5月の半ば過ぎだったと記憶するが、いずれにしても昨年8月20日、サウジアラビア第二の都市ジェッダ(ジッダ)にある、3万5千人収容の屋内施設(ジェッダ・スーパードーム)でウシクはジョシュアと再び相まみえ、僅少差のスプリット・ディシジョン(116-112,115-113,113-115)で辛くも初防衛を果たす。

第1戦(221.25ポンド)とほとんど変わらない221.6ポンドで計量したウシクだったが、本番のリング上では上半身の厚みが増していて、フットワークとパンチに冴えを欠いた。


困難を極める祖国の現状と繰り返される長期ブランクが、年齢的な衰え(30代の半ば)を加速させたとしても致し方のないことではあるし、良好な状態でのリングインを望む方に無理がある。ただ、そうしたディスアドバンテージに配慮を加えたとしても、ベスト・シェイプに程遠かったのは間違いない。

足が完全に止まらずとも、スピード&アジリティの鈍化はウシクにとって致命的なウィークネスに成り得る。2メートル級の圧力をまともに受ける場面が増えて、コンディションが万全なら回避できたであろうボディアタックを避け切れず、以前なら印象点を稼いでいた筈の数ラウンドを失った。

どれだけ気にしてもせんないことではあるが、今回もまた、王者のコンディションが最大の焦点であり、かつ不安要素ということになる。



◎フル映像:ファイナル・プレス・カンファレンス
https://www.youtube.com/watch?v=vJfx9YAUWPw

◎公開練習
https://www.youtube.com/watch?v=Vx7aGkIxx68


WBAのレギュラー王座を保持するデュボアも、アマチュアで活躍したエリートクラス(主にジュニア&ユース)。代表チームに呼ばれて海外遠征も経験しており、ジョー・ジョイス(リオ五輪S・ヘビー級銀メダル)の後継者を自他ともに認め、東京五輪でのメダル獲得を目指していた。

その東京五輪にライト級の代表として出場(ベスト8敗退)した妹のキャロライン(22歳/2018年ユース五輪金メダル/昨年2月プロデビュー/7戦全勝5KO)だけでなく、7歳年少の弟プリンスもプロで3戦(2勝1敗)したS・ウェルター級。2019年4月に初黒星を喫した後、パンデミックに見舞われそのまま実戦から遠ざかっている。

方針を転換した本当の理由はよくわからないが、2017年1月上旬、英国を代表するプロモーター,フランク・ウォーレン率いるクィーンズベリー・プロモーションズとの契約を発表すると、3ヶ月後の4月8日に4回戦でデビュー。

翌年6月までの1年余りで8連続KO勝ちを記録し、イングランドの地域王座(BBBofC English)を獲得。続く9戦目で、ヴィタリ・クリチコへの挑戦経験を持つ大ベテラン,ケヴィン・ジョンソンをアメリカから呼び、ワンサイドの10回判定勝ち。


2019年の暮れには、K-1から転向して話題になっていた藤本京太郎(角海老/引退してキックに出戻り)を問題にせず2回KO勝ち。どうにも埋めようがない国際基準との違い、大き過ぎる格差を日本の格闘技ファンに知らしめてくれた。

連続KOは途切れたものの、WBOの下部タイトルと英国王座(BBBofC British)を奪取して、13戦目には伝統の英連邦王座も吸収。さらにWBCシルバー王座にも就き、連勝記録を15(14KO)に伸ばしたデュボアに、プロモーターのウォーレンが文字通り試金石のタイトルマッチを用意する。


2020年11月28日、なんとウェストミンスター寺院の敷地内にリングを設営した特設会場で、ジョー・ジョイスとぶつかったのだが、言うまでもなく無観客(武漢ウィルス禍の影響)。年齢は一回り以上ジョイスが上だが、英国と英連邦の2冠を保持するデュボアが形式上は挑戦を受けて立つ格好。

空位の欧州(EBU)王座も懸けられる運びとなり、英国では「世界挑戦への資格」として永く継承されてきた3つのベルトが揃う。

2019年春にジョイスを獲得していたウォーレンは「2020年4月・O2アリーナ」開催を目論み、BT SportsのPPVも決まっていたが、新たな感染症の脅威により複数回の仕切り直しを余儀なくされ、「10月開催でフィックス」と報じられた直後、さらなる延期と無観客での決行に追い込まれた。


ジョイスが仕掛ける中間距離での駆け引きに応じたデュボアは、あっさり「自慢の右」を封じられてしまい、迎えた第10ラウンド開始直後、完全に潰された左眼に相打ちのジャブを直撃されると、ディレイド・アクションでデュボアがリングに膝を着きそのままカウントアウト。

30代半ばを過ぎたジョイス(プロデビューはデュボアより半年遅い)にいいところなく敗れたデュボアは、アマチュア時代からの恩師マーティン・バウアース(マネージャー兼トレーナー)とのコンビを解消し、シェーン・マクギガンを新たなチーフに据える。

翌2021年6月、ルーマニアの元トップ・アマ,ボクダン・ディヌ(対戦時35歳)を2回KOで瞬殺して再起に成功。新体制の船出は順調な浸水となった。

2ヶ月後の8月29日には、プロ転向後初渡米が実現。”女パッキャオ”ことアマンダ・セラノのアンダーで無名の中堅アメリカ人(ヒスパニック系の白人)を初回2分余りで粉砕。ローカル・クラスを相手にした時には、無類の強さを発揮する。


そして昨年6月11日、2度目のアメリカで22連勝(15KO)中の黒人ヘビー級,トレヴァー・ブライアン(ニューヨーク出身/ゴールデン・グローブスで活躍したエリートアマだが既に30代)を4回KOで破り、WBAレギュラー王座を獲得。

ようやくパンデミックも落ち着き、年末の12月3日には、トッテナムの本拠地(6万人収容のスタジアム)に南アフリカのサウスポー,ケヴィン・レレナを招聘しての初防衛戦。

圧倒的な勝利への期待を背に、自信満々で前に出たところへ左フックを浴びていきなりノックダウン。エイト・カウントの再開後、距離を詰められると自ら膝を付いてしまい、ラウンド終了間際にも同じような流れから膝を折り3度目のダウン。挑戦者は左アッパーを2発放ってはいたが、自分から倒れたに等しい。

大波乱のスタートは、ジョイス戦を遥かに越える壊滅的なピンチと表して良く、大番狂わせの即決KOを予感させる中、第3ラウンドに起死回生の右カウンターで逆転のダウンを奪うと、そのままロープに追い詰めて連打を集め、レフェリーストップを呼び込んだ。


20世紀に比して、階級を問わず世界的に左構えが増えた。マイケル・モーラーとクリス・バードの2人が、「サウスポー不毛」と呼ぶに相応しいヘビー級で先駆者となった90年代、時を同じくして旧ソ連・東欧からステートアマの流入が拡大加速。

スルタン・イブラギモフ(ロシア),ルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン)の2王者が生まれ、若きウラディーミル・クリチコをショッキングな2回TKOに屠ったコリー・サンダース(南ア)、複数回のドーピング違反で大きなミソを付けたが、ジョシュアに最初のベルト(IBF)を譲ったチャールズ・マーティン、”キューバン・キング・コング”ことルイス・オルティスも数少ないレフティ。

すなわち、ヘビー級のトップクラスに関する限り、サウスポーの頭数は限定的でまだまだ珍しい。国際的に顔と名前の知れていないレレナに、警戒心が不足していたのも確かだと思うけれど、それにしても左対策は無きに等しく、ポジショニングも反応も酷いものだった。


文字通りの1発逆転となった右カウンターも、「狙い澄ました」とは口が裂けても言えない。止めを刺そうと打ち気に逸るレレナのディフェンスも甘かった。「いや、あの右が咄嗟に出るんだから、やっぱりセンスはある。」とのご意見もあるだろうが、果たしてどうだろうか。

巨大化の代償としてスピード&クィックネスを喪失し、運動量と鋭いジャブを基本にした手数までも失った現代のヘビー級を、プライム・タイムのモハメッド・アリとほぼ同サイズのウシクが、機能的なステップワークを武器に席巻する。

手足と身体全体のスピードはアリの域には届かず、高い評価を受ける右のリードも、凄まじい切れ味と威力を誇ったアリ(とラリー・ホームズ)の左ジャブには及ばない。それでもなお、「数少ないサウスポー」の利点を活かしたウシクのボクシングは、今のデュボアには敷居が高い。


この大一番に備えて、デュボアのトレーナー交代も波紋を呼んでいる。アイリッシュの大スター,マクギガン親子とも別れたデュボアは、デレク・チソラを発見育成した黒人コーチ,ドン・チャールズとの契約を発表。

という訳で、スポーツブックのオッズは大差でウシクを支持。最大10倍を付けるブックメイカーもあり、ウシクのKO勝ちを予測する声も少なくない。

□主要ブックメイカーのオッズ
<1>BetMGM
ウシク:-1000(1.1倍)
デュボア:+600(7倍)

<2>betway
ウシク:-1000(1.1倍)
デュボア:+750(8.5倍)

<3>Bet365
ウシク:-901(約1.11倍)
デュボア:+550(6.5倍)

<4>ウィリアム・ヒル
ウシク:1/10(1.1倍)
デュボア:6/1(7倍)
ドロー:20/1(21倍)

<5>Sky Sports
ウシク:1/10(1.1倍)
デュボア:6/1(7倍)
ドロー:25/1(26倍)


レレナ戦でまたもや露になったデュボアの精神的な脆さは、ウシクとの技術やスピード&スキルの違い以上に、ボクサーとしての根本的な資質への不安を健在化させる。

ジョイス戦を見ていて痛感した「遅さ」と身体の硬さは、デュボアのサイズ(公称196センチ,240ポンド超)を考慮したとしても、現代ヘビー級のレベルダウンを如実に示すものと言わざるを得ず、「遅い」というよりは「鈍い」と表すべきだろう。

1発に対する注意、一定水準の集中の維持は必須になるが、それもまたL・ヘビー級以上の最重量級では当然の前提条件に過ぎない。ウシクが8割方仕上がってさえいれば、ウクライナが誇る3冠王の勝利は揺るがない。怖いのは、「普通にやっていれば問題ない。」との自信が油断に変わる瞬間だけ。


緑のベルトを保持するタイソン・フューリーとの4団体統一戦の交渉は、ウシク陣営が要求する再戦条項と興収の配分を巡り紛糾。あえなく頓挫してしまった。

本来ならば我らが井上尚弥よりも早く、クロフォードと男子第1号の栄誉を争って然るべき存在であるにもかかわらず、パンデミックによるブランクが開け切らないまま、美しき故郷を襲った破壊と殺戮の悪夢が行く手を阻む。

狂気に駆られた独裁者プーチンの命に抗うことができず、遂に蛮行に及んだロシア軍とワグネルを始めとする民兵組織から最愛の家族と祖国を守る為、クリチコ兄弟やロマチェンコらとともに従軍したウシクは、「何時でも戦場に戻る。その覚悟と準備は出来ている。」と躊躇なく語る。


祖国ウクライナと国境を接するポーランド(ドイツと旧ソ連の長い占領に苦しんだ)での開催は、余りにも重く切ない。

戦乱が続く祖国に、鮮やかな勝利を届けてムーヴアップできるかどうか。ウシクの状態に否が応でも注目が集まる。



◎ウシク(36歳)/前日計量:220.9ポンド
WBA(V1),IBF(V1),WBO(V1)3団体統一王者
クルーザー級4団体統一王者
元WBO(V6),WBCクルーザー級(V2/前王者),WBAクルーザー級スーパー(V1/前王者),元IBFクルーザー級(V1)
戦績:20戦全勝(13KO)
アマ通算:335勝15敗
2012年ロンドン五輪金メダル
2008年北京五輪代表(2回戦敗退)
2011年世界選手権(バクー/アゼルバイジャン)金メダル
2009年世界選手権(ミラノ)銅メダル
2008年ワールドカップ(モスクワ)銀メダル
2008年欧州選手権(リヴァプール)優勝
2008年クリチコ兄弟杯(ウクライナ国内)優勝
※階級:ヘビー級
※2005年以降,ジュニア時代からウクライナ国内の大会で優勝多数(ミドル~L・ヘビー級)
身長:191センチ,リーチ:198センチ
左ボクサーファイター


◎デュボア(25歳)/前日計量:233.2ポンド
WBA正規王者(V2)
戦績:20戦19勝(18KO)1敗
アマ通算:75戦69勝6敗
2016年タンペレ国際トーナメント金メダル
※1977年からフィンランドの主要都市タンペレで行われている国際規模のトーナメント
2015年ユース欧州選手権(アンダー19/コウォブジェク/ポーランド)ベスト8
2015年ブランデンブルクユースカップ(フランクフルト/独)銀メダル
2015年イングランドユース選手権(アンダー19/フェリーヒル)優勝
2014年ユース欧州選手権(アンダー19/ザグレブ/クロアチア)ベスト8
※階級:S・ヘビー級
身長:196センチ,リーチ:198センチ
右ボクサーファイター




◎フル映像:前日計量
https://www.youtube.com/watch?v=xpVQSnn2Dmc


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■オフィシャル

主審:ルイス・パボン(プエルトリコ)

副審:
スタンリー・クリストドロー(南ア)
パウロ・カルディナ(ポーランド)
レシェック・ヤンコヴィアック(ポーランド)

立会人(スーパーバイザー):未発表


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■キック・オフ・カンファレンス

<1>7月10日/ヴロツワフ(開催地:ポーランド)



<2>7月13日/ロンドン


※フル映像
https://www.youtube.com/watch?v=mxZJpHIsDPs