遂に実現した147ポンド最強決定戦 /男子初の2階級4団体統一は成るか? - スペンス vs クロフォード ショートプレビュー -
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■7月29日/T-モバイル・アリーナ,ラスベガス/WBA・WBC・IBF・WBO世界ウェルター級王座4団体統一12回戦
WBA・WBC・IBF統一王者 エロール・スペンス・Jr.(米) vs WBO王者 テレンス・クロフォード(米)
WBA・WBC・IBF統一王者 エロール・スペンス・Jr.(米) vs WBO王者 テレンス・クロフォード(米)
※ファイナル・プレス・カンファレンス(フル映像)
https://www.youtube.com/watch?v=At471MTxemE
リアル・モンスター,井上尚弥の快勝に沸き返る我が国では、「史上初の2階級4団体統一」が大きくクローズアップされている。
リングサイドで観戦していた対抗馬のマーロン・タパレス(WBA・IBF2団体統一王者)が試合直後のリング上に姿を現し、4団体統一戦の実現を公言してさらに盛り上がっている訳だが、一足先にラスベガスで偉業を達成しそうな男が居ることを忘れてはいけない。
リング誌P4Pランキングの常連として、カネロ,ロマチェンコ,ウシク,我らが井上らとトップを争うテレンス・クロフォードである。
もっとも、2階級に渡る4団体の完全制覇は、クロフォードにしても井上にしても、実は「史上初」ではない。女子重量級の雄,クラレッサ・シールズが既にこの快挙を成し遂げており、「史上初」の冠には「男子」の2文字を付けなくてはならない。
女子ボクシングが初めて正式競技として行われた2012年ロンドンと、それに続く2016年リオのミドル級を2連覇したクラレッサは、ブラジルから帰国した直後の2016年11月にプロ・デビュー。
僅か3戦目でWBCのS・ミドル級王座に就く(センサク・ムアンスリン,ロマチェンコに続く最短奪取)と、5戦目でIBF王座を吸収(V2)。続く6戦目に階級を1つ下のミドルに落とし、実力者ハナ・ガブエリエル(コスタリカ)からIBFとWBAの統一王座を奪い、7戦目でフェムケ・ハーマンズ(ベルギー)が保持するWBAレギュラーを獲り、8戦目でWBCとWBOの2冠王クリティーナ・ハマー(独)を完封して4つのベルトを確保(2019年4月/アトランティックシティ)。
パンデミックによる休止を挟み、S・ウェルター級まで絞ってまずはWBCとWBOを獲得。転級2戦目(2021年3月地元のミシガン州フリント)で4本のベルトを総ざらいして、4団体から保持を認められたミドル級に舞い戻り、アマ時代からのライバル,サヴァンナ・マーシャル(英)を敵地ロンドンで撃破。
2大会連続のオリンピック金メダルも凄いが、プロでも最短での世界王座奪取と、2階級の完全制覇を含む3階級制覇をやってのけ、無傷の14連勝(2KO)を継続更新中。「無敵の女王」を豪語するだけのことはある。
女子には長らくP4Pキングの称号を誇ったセシリア・ブレークフス(ノルウェイ/出身はコロンビア)が居て、2014年にウェルター級の4団体を統一。2020年8月、伏兵ジェシカ・マカスキル(米)に敗れるまでその座にあった。
そしてご存知アイリッシュの女帝ケイティ・テーラー(ロンドン五輪ライト級金メダル)は、2019年6月にライト級の4団体を制圧。昨年4月には、7階級制覇の”女パッキャオ”ことアマンダ・セラノ(米)とのドリームマッチを実現。
ニューヨークの殿堂MSGのメイン・アリーナで史上初めて女子のタイトルマッチがオオトリを飾り、これもまた女子史上初となる100万ドルマッチを達成。
間のS・ライト級でも、英国イングランドの女傑シャンテル・キャメロンがIBFとWBCの2冠を獲って大活躍。クラレッサに続く2階級の4団体統一を目指し、ウェルター級の4冠王ジェシカが階級を下げ、空位のWBAとWBOから決定戦の承認を取り付けて激突(2022年11月)。
小差の3-0判定をモノにしたシャンテルが見事に4団体を統一すると、今年5月、やはり2階級・4団体統一を目論むケイティの挑戦を受け、完全アウェイのダブリンで僅小差のマジョリティ・ディシジョンを得たのは記憶に新しい。
また、実力女子No.1の呼び声高きアマンダは、地元ニューヨークでケイティをKO寸前まで追い込みながら、惜しい判定に涙を呑んだものの、昨年9月の再起戦でフェザー級の4団体王者となった。
さらに翌10月には、S・フェザー級のWBC王者アリシア・バウムガードナー(米)も、トップランクが強力にバックアップするスター候補,ミカエラ・メイヤー(IBF・WBOの2冠王)を僅差の2-1判定でかわし3団体を統一。今年2月にWBA王座も吸収して、4冠王の栄誉に輝いている。
予期せぬ怪我でケイティとのリマッチを棒に振ったアマンダには、未だケイティとの決着戦への期待が寄せられており、敵地ダブリンへの遠征実現に余地を残す。
クラレッサが去った後のS・ミドル級には、アマ時代の宿敵フランション・クルーズ・デズーン(プロ・デビュー戦でクラレッサに惜敗)が君臨。昨年4月に4本のベルトをまとめたが、1年3ヶ月のブランクを経て先月渡英。
クラレッサに敗れたサヴァンナ・マーシャルの挑戦を受け、0-2のマジョリティ・ディシジョンで統一王座を譲ったばかり。
S・ミドル,ミドル,S・ライト,ライト,S・フェザー,フェザーの6階級に4冠王が鎮座まします女子は、4団体の統一が当たり前と言っていい状況。
パンデミックにより完全に頓挫してしまったけれど、オレクサンドル・ウシクのクルーザー級完全制覇を実現に導き、ジョシュ・テーラーのS・ライト級制圧も強力に後押ししたWBSS(World Boxing Super Series)と、女子を席巻する統一路線の大きな渦は、今しばらくはボクシング界の潮流となって動き続ける。
そして2017年8月、IBFとWBAの2冠を保持するジュリアス・インドンゴ(ナミビア)をショッキングな3回KOに屠り、バーナード・ホプキンス(2004年9月/ミドル級の4団体を統一)以来途絶えていた4冠王となったテレンス・クロフォードこそ、「4団体統一時代」の幕を開けた功労者だと言えなくもない。
4つの王座を得たクロフォードは、昨年末の井上尚弥と同様、ウェルター級への参戦を正式に表明。転級初戦で同じトップランク傘下のジェフ・ホーンを圧倒。ワンサイドの9回TKOに退け、ライト級とS・ライト級に続く3階級制覇に成功した(2017年12月)。
あれから5年近くの歳月が流れて、多くのファンと関係者が実現を望むエロール・スペンスとのウェルター級最強決定戦は、対立関係にあるプロモーション同士の折り合いが付かず、痺れを切らしたクロフォードがとうとうトップランクとの関係を清算(2021年11月)。
ウェルター級のトップクラスを丸抱えするアル・ヘイモン一派への合流なくして、スペンス戦の実現もまた有り得ない。誰もが納得せざるを得ない決断ではあったのが、これで一気に話が進むと思いきや、交渉は相も変わらず遅々として進まず。
「クロフォードのピークアウトを完全に確認できるまで、スペンスはやらないつもりなんだろう。パッキャオ戦を引き伸ばし続けたメイウェザーと同じ・・・」
互いのピーク時に激しくぶつかり合うのが、ライバルの本来あるべき姿に違いない。実際に20世紀のプロボクシングは、再戦どころではなく、第3戦でも決着が着いたとはみなされず、4度・5度・6度と戦いを繰り返す本物のライバルが存在した。
しかし、プロボクサーが年間にこなす試合数の激減に、ネット配信も含めた中継の改革・変貌が加わり、かつては当たり前だったリマッチも限定的。ファン・M・マルケスと4度拳を合わせ、エリック・モラレスとも3度、マルコ・A・バレラと2度戦ったパッキャオは、超攻撃的なファイトスタイルと前代未聞の8階級制覇も含めて、存在そのものが異端なのだと考えるしかない。
在米マニアだけでなく、主要なボクシング・メディアもサジを投げかけていた今年4月、急転直下スペンス vs クロフォード戦の合意が報じられる。
繭にたっぷりとつけた固唾を呑んで、ただただ見守るしかなかった多くのファンも、6月中旬にキック・オフ・カンファレンス(L.A.とN.Y.)が行われるに至り、ようやく安堵の深いため息をつく。
◎L.A.キック・オフ・カンファレンス
2023年6月14日/ビバリーヒルズ・ホテル
◎L.A.キック・オフ・カンファレンス:フル映像(LIVE中継のアーカイブ)
※25分過ぎにスタートする
https://www.youtube.com/watch?v=vRQv0H2T2vM
◎N.Y.キック・オフ・カンファレンス:フル映像
2023年6月15日/タイムズ・スクウェア(Palladium Times Square)
https://www.youtube.com/watch?v=hW0noLv07x8
しっかりと裏の取れた情報ではないが、両雄には8桁の報酬(1千万ドル超)が約束されていると言われており、総額は2,500万ドルづつと記載した記事も出てはいる。
※最低保障:1千万ドル+PPVインセンティブ等々
中継は当然のことながら、ShowtimeのPPV。120万件を売り上げたとされるG・デイヴィス vs R・ガルシア戦には届きそうにないが、80万件超えに期待がかかる(50~60万件が一杯一杯との風聞も)。
いずれにしても、王国アメリカにおける2023年最大注目のマッチアップであることに変わりはない。スポーツブックのオッズは、対戦が公表されて以来、一貫してクロフォードを支持。マージンに大きな開きはないが、3階級で傑出した安定感を維持してきたネブラスカのヒーロー優位に傾く。
□主要ブックメイカーのオッズ
<1>BetMGM
スペンス:+138(2.38倍)
クロフォード:-150(約1.03倍)
<2>betway
スペンス:+130(2.3倍)
クロフォード:-154(約1.65倍)
<3>Bet365
スペンス:+125(2.25倍)
クロフォード:-165(約1.61倍)
<4>ウィリアム・ヒル
スペンス:13/10(2.3倍)
クロフォード:4/6(約1.67倍)
ドロー:14/1(15倍)
<5>Sky Sports
スペンス:5/4(2.25倍)
クロフォード:4/6(約1.67倍)
ドロー:16/1(17倍)
「オレの方が優れている。肉体的にも精神的にも、より完成されたファイターであることは火を見るより明らか。勝つのはオレだ。」
双方が同じ主張をして一切譲らない。それぞれのコーナーを守るチーフも、異口同音に勝利への堅く揺るぎない自信を述べ続ける。
「私の選手が勝つ。互いに優れた才能の持ち主で、経験も技術も申し分がない。難しい局面も訪れるだろうが、結局我々に凱歌が上がる。」
これもまた当然の光景ではあるものの、クロフォード有利とは言え拮抗した賭け率が示すように、明確な差を想定するのが困難な状況であることも確か。
3本のベルトを保有するスペンスは、ここまで28戦して全勝(22KO)。ドローもノーコンテストモ含まないパーフェクト・レコードを誇り、世界戦の数では敵わないものの、7度の世界戦中、世界タイトルを獲得していない相手は、3度目の防衛戦で初回KOに下したカルロス・オカンポ(メキシコ)ただ1人。
フェザー級から上げて来たマイキー・ガルシアに「階級の壁」をこれでもかと思い知らせた他、ショーン・ポーターとの激闘を生き残り、ダニー・ガルシアとヨルデニス・ウガス(キューバ)に明確な差を見せ付けている。
対するクロフォードも、39戦全勝(30KO)。ドローやNCを1つも含まない点も同様だが、スコットランドに渡って地元の人気者リッキー・バーンズを問題にせず、明白な12回3-0判定でライト級王座を奪ったのが2014年3月。
ユリオルキス・ガンボアを残酷なまでのワンサイドで打ち倒し、レイ・ベルトラン,ビクトル・ポストル,上述したインドンゴらを含む実力者たちからベルトを守り、3つ目となるウェルター級でも磐石の巧さに錆付きは見られない。
微妙な差を付けてクロフォードを推すオッズの直接的な要因と動機は、両雄に共通する対戦相手とその結果ではないか。
<1>ケル・ブルック(英)
スペンス:2017年5月27日/英国シェフィールドで11回KO勝ち
クロフォード:2020年11月14日/ラスベガスで4回TKO勝ち
<2>ショーン・ポーター(米)
スペンス:2019年9月28日/ロサンゼルスで12回2-1判定勝ち
クロフォード:2021年11月20日/ラスベガスで10回TKO勝ち
結果だけを見れば、クロフォードの方が強そうに見えてしまう。ただし、対戦した時期はいずれもスペンスの方が早い。
147ポンドのIBF王座を保持(V3に成功)していたブルックは、2016年9月、S・ウェルター級をすっ飛ばして何とゴロフキンに挑戦。こっぴどく打ち据えられて5回TKO負けを喫しただけでは済まず、左眼に眼窩底骨折の重症を負うなど、甚大なダメージを被った。8ヶ月に及ぶブランク明けに迎えたチャレンジャーがスペンスだっという次第。
英国内のローカルファイトで2連勝した後、武漢ウィルス禍による1年超の戦線離脱。2020年8月に復帰戦をやった後、クロフォードのWBO王座にアタックして完敗。再び1年を超える休養を挟み、アミル・カーンとの遅過ぎるライバル対決を6回TKOで制して引退に追い込んでいる。
170センチあるかないかの小兵をものともせず、類稀な馬力とフィジカル(バネ)の強さでウェルター級を賑わせたポーターは、ブルックにIBFのベルトを譲った張本人。
エイドリアン・ブローナーに勝ち、キース・サーマンに惜敗した後、ダニー・ガルシアとの接戦を制してWBC王座を獲得。大いに物議を醸したヨルデニス・ウガスとの初防衛戦(12回2-1判定)を経て、IBF王者だったスペンスとの統一戦に臨み、サーマン戦同様の惜敗。
パンデミックの影響で1年休んだ後再起し、変異株の流行を繰り返す中、また1年休んでクロフォードに敗れて引退を表明した。
優れたアマチュアのバックボーンもまた、スペンスとクロフォードの共通点。スペンスはクロフォードが逃した代表チームの常連となり、世界選手権とオリンピックに出場。メダルを持ち替えることは出来なかったが、実績はクロフォードを上回る。
しかしながら、ファイトスタイルを含めたボクシングの練度、巧さではクロフォードに軍配を上げなくてはならない。
サイズだけでなくスピードにも恵まれたスペンスは、ロング・ディスタンスを得意とするアウトボックスに適性を持つ筈なのだが、決まって打ちつ打たれつの白兵戦に雪崩れ込む。
強打の応酬になると簡単に退かない気の強さが災い(?)して、フィジカル勝負の消耗戦,潰し合いになってしまいがち。余計な被弾が目に付く。トレーナーのデリク・ジェームズも修正を試みたようだが、どうやら途中で諦めた模様(?)。
「久々に見る惚れ惚れするようなジャバー。」
ライト級で頭角を現し始めた頃のクロフォードは、オーソドックスのアップライトからシャープで伸びのいいジャブをビシビシと放つ、それはもう魅力的なジャブの名手だった。
チャンピオンになってからは、ガンボア戦で定着した左右のスイッチを頻繁に用いるようになり、最近はほとんどサウスポーで通している。ノニト・ドネアも器用に左右を使い分けるが、クロフォードは現代最高水準のスイッチヒッターと表していいと思う。
左で戦う時の右リードは、残念ながら右構えで操る左ジャブのキレとしなやかさには及ばない。それでも精度とタイミングは頭1つ抜きん出ているし、堅牢堅実なクロフォードのスタイルを支える重要な基盤と考えて差支えがない。
自分の距離と間合いをしっかり保ちつつ、着実なポイントメイクを第一に、けっして無理な打ち合いはせず、不用意な被弾(ケアレス・ミス)もほとんどなし。
「何も心配することがない。テレンスは全て自分の頭で考えて、自分で処理出来る。しかも判断と対処に誤りがないんだ。これほどのボクサーは、世界中のどこを探してもまずいないだろう。」
長年コンビを組むヘッド・コーチ,ブライアン・マッキンタイアは、「誰が相手でも問題はない。」と事も無げに語るのが常だ。
スペンスがどれだけ早くフィジカル勝負に持ち込むことができるかどうか。勝敗を分ける最大のポイントは、その一点に絞られる。
中間距離を細かく出はいりしながらのボクシング勝負になったら、錚々以上の差を付けてクロフォードの手が挙がりそう。
丁寧にジャブを突いてクロフォードに付け入る隙を与えない。そんなスペンスを見てみたい気もするが、「まあ無理だろうな・・・」とすぐに打ち消す自分がいる。ボクシングの質は、クロフォードの方がかなり上等・・・それが偽らざる実感。
「(男子)史上初の2階級・4団体統一」の快挙は、クロフォードが持って行きそうな気配が漂う。
前半戦の間にゴリゴリの体力勝負に持ち込めたら、スペンスがそのまま押し切る格好で終盤のTKOもあるけれど・・・。
◎スペンス(33歳)/前日計量:147ポンド
IBF(V6),WBC(V4),WBA(V0)統一王者
戦績:28戦全勝(22KO)
世界戦:7戦全勝(4KO)
アマ通算:135勝12敗
2012年ロンドン五輪代表(ベスト8敗退)
2011年世界選手権(バクー/アゼルバイジャン)代表(3回戦敗退)
2009年世界選手権(ミラノ)初戦敗退
2011年ワールドカップ(スルグト/ロシア)
2011年ロンドン五輪米国最終予選優勝
2011年全米選手権優勝
2009年全米選手権優勝
2010年ナショナル・ゴールデン・グローブス優勝
2009年ナショナル・ゴールデン・グローブス優勝
2008年ナショナル・ゴールデン・グローブス2回戦敗退
2008年ユース世界選手権(グァダラハラ/メキシコ)ベスト8敗退
2008年U-19全米選手権優勝
※階級:ウェルター級
身長:177センチ,リーチ:183センチ
左ボクサーファイター
◎クロフォード(35歳)/前日計量:146.75ポンド
戦績:39戦全勝(30KO)
アマ通算:58勝12敗
2007年全米選手権3位
2006年ナショナル・ゴールデン・グローブス準優勝
2006年全米選手権3位
2006年ナショナルPAL優勝
※階級:ライト級
□世界戦通算:17戦全勝(13KO)
<1>WBOライト級王座:V2/2014年3月~11月(返上)
<2>WBO J・ウェルター級王座:V6/2015年4月~2018年*月(返上)
<3>WBC S・ライト級王座:V3/2016年7月~2018年*月(返上)
※2団体統一
<4>WBA・IBF王座:V0/2017年8月~2018年*月(IBF:2017年8月返上/WBO:2017年10月返上)
※4団体統一
<5>WBOウェルター級王座:V7/2018年6月~在位中
身長:173センチ,リーチ:188センチ
左右ボクサーファイター(スイッチ・ヒッター)
◎前日計量
※前日計量(フル映像)
https://www.youtube.com/watch?v=KzJOanXdPVk
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■リング・オフィシャル:未発表
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■All Access(Showtime)
<1>Full Episode 1
https://www.youtube.com/watch?v=w4JkMZtv8yA
<2>Full Episode 2
https://www.youtube.com/watch?v=YZraLPTMgoA