大麻検出の挑戦者に異常な体重超過の前王者 /「微量」を理由にJBCが挙行を容認 - J・フランコ vs 井岡 2 プレビュー I-
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■6月24日/大田区総合体育館/WBA世界S・フライ級タイトルマッチ12回戦
前王者 ジョシュア・フランコ(米) vs 前WBO王者/WBA位 井岡一翔(志成)
※フランコは前日計量で大幅な体重超過によりはく奪/井岡が勝った場合のみ王者として認定される
前王者 ジョシュア・フランコ(米) vs 前WBO王者/WBA位 井岡一翔(志成)
※フランコは前日計量で大幅な体重超過によりはく奪/井岡が勝った場合のみ王者として認定される
もう、グダグダである。
WBOのベルトを返上して「また逃げた!」と、ボクシング・ファンの信頼を大きく失墜(これで何度目?)した井岡が、再び大麻(マリファナ)騒動に揺れたと思えば、チャンピオンのフランコは3.1キロものウェイト・オーバー。
井岡の大麻問題はともかく、フランコのだらしなさには呆れるばかり。およそ6.83ポンドの超過だから、ほとんど122ポンドのS・バンタム級。2階級も違う。開いた口が塞がらないとは良く言ったもので、たった2時間(再計量までの猶予)で115ポンドまで落とせる訳がない。
山中慎介とのリマッチで2.3キロ(約5ポンド=123ポンド:フェザー級)をオーバーしたルイス・ネリーもお話にならないが、再計量までに1キロを絞った(+2.86ポンド=概ね122ポンドのS・バンタム級/当然ながら計算尽くの1階級差)。
1時間50分経って計量会場に戻ってきたフランコの目方は、なんと55キロ。居直るにしても程がある。2時間近くの間、不埒極まる輩は汗をかく最低限の努力もやっていない。
ツルツルに頭を剃り上げ、ガムを噛みながら(髪の毛を総て切り唾を出して水分を体外へ搾り出す=減量が限界を超えたボクサーの最終的な手段)戻ってきたなら、まだ可愛げがあるというもの。
要するに、始めからリミットを作る気が無かったのである。好意的に考えれば、練習中の怪我か急病で1~2週間まともに動くことができなくなり、キャンプでの調整が大幅に遅れたと想像できなくもない。だが、写真と短い映像で来日したフランコの表情や様子を見る限り、調整に失敗したとの印象は感じられず、ムチャクチャなオーバーに関する適切な説明も皆無。
「」
山中第2戦,マニー・ロドリゲス戦のネリーと寸分違わぬ「確信犯」。これ以外に、筋道の通った納得できる説明があるだろうか。他に辻褄の合う理由を捻り出せる者がいるとしたら、きっと砂浜に落としたコンタクトレンズも探し出して見せるだろう。
いったいどうしてこんなザマになってしまうのか。
要するに、日本のマーケットがナメられているということ。ボクシングの世界戦を組むには大金が要る。野球・相撲と並ぶ国民的人気スポーツだった時代は遠く過ぎ去り、潤沢なスポンサーを見つけるのは難儀な仕事になった。
民放地上波と死なば諸ともを半世紀以上も続けてきた我が国のボクシング界において、一度日程を決めた世界戦を中止・延期するなどもってのほか。この構図は、ネットや有料ケーブルでも根本は変わらない。
それでも海外の世界戦やトップクラス同士のビッグマッチでは、延期・中止はさほど珍しいことではなく、何となれば日常的に発生する。チャンピオンやそれに準ずる人気選手たちは、ちょっと怪我をしたり体調を崩したりすると、予定のキャンセルを躊躇しないようにさえ見える。
翻って我が日本のサムライ・ファイターたちは、前戦でカットした瞼の傷が癒えなくとも、拳を傷めて全力でパンチを打てなくとも、どれだけ減量がキツかろうとも、飲まず食わずで1週間以上を耐えた挙句、38度近い発熱でぐったりしようと、試合を止めるという選択肢は有り得ない。
チケットの払い戻しに応じられる会長さんはまだいい。資金力の乏しいジムは一巻の終わりになりかねず、TV局とスポンサーへのお詫び行脚は想像しただけで眩暈がする。
「一度決まった興行は、槍が降ろうが銃弾が飛んで来ようがやる。」
昭和から平成へと時代が移り変わっても、そうしたメンタリティは日本ボクシング界の不文律として健在だった。唯一無二(?)の例外は、90年代前半~半ばにかけて、フライ級で一時代を築いたユーリ・アルバチャコフ。
旧ソ連崩壊後に来日したペレストロイカ軍団のエース的存在であり、戦慄を覚えるほどの切れ味と威力を誇った右カウンターは、今に至るまで色褪せることのない鮮烈な印象を残す。
そのユーリが、右拳の異常を理由に防衛戦を固辞した。チーフトレーナーのジミンさんも、「鋭い痛みを訴えている。危険だ(今後のボクサー生命を左右しかねない)。」と延期の姿勢を崩さない。
「スポンサーから何から、全部やり直しですよ・・・」
苦虫を噛み潰すというのは、まさにこの事か。そう思わずにはいられない表情と口調で重い口を開き、インタビューに応じていた先代金平会長を思い出す。
WBOから中谷潤人との指名戦を通告された井岡は、迷うことなく(?)ベルトを返上。フランコとのダイレクトリマッチしか眼中にない。おそらくだが、フランコにはかなりの好条件が提示されている。
もしかしたら、フランコはS・フライ級の維持が困難になっていて、井岡戦を最後にバンタム級への増量を考えていたのかもしれない。ところが、良い条件で再戦のオファーが届いた。
最初は真面目にウェイトを作るつもりでいたのだろうが、キャンプで追い込みの時期に入っても容易に体重は落ちない。どこかのタイミングで、フランコは体重調整を放棄した。そしてチーフ・トレーナーのロベルト・ガルシアも、マネージメントをバックアップするファミリーもそれを容認してしまう。
無理に身体を絞らず、良い状態をキープしたままとにかく日本へ行こう。試合が中止になったら、その時はその時。でも、十中八九日本側は試合をやる。
丸腰になった井岡はベルトが欲しくてしようがない。この機会を逃す気は微塵もない筈だし、強気の価格設定を押し通したPPVのLIVE配信もある。ギリギリの土壇場にきて、メイン・イベントを中止にはできないだろう。
最大の障壁は日本のコミッション(JBC)だが、こと世界戦に関する限り、興行を主催するジム(プロモーター)を窮地に追い込むような真似はしない。山中とネリー、比嘉大吾とクリストファー・ロサレスがケース・スタディになる。
世界戦ではないが、ミニマム級のWBA王座を返上した宮崎亮(井岡ジムで一翔のステーブル・メイトだった時)が、L・フライ級への出戻り第一戦で調整に大失敗してしまい、スタッフにおんぶされて計量会場に現れ、無理やり秤に載せて試合を強行したこともあった。
宮崎はほとんどフラフラの気絶状態で、それでもJBCの委託を受けたコミッション・ドクターはゴー・サインを出し、JBCも宮崎の出場を許可している(アンダードッグとして呼んだタイ人選手にKO負け)。ちなみに、この興行のメインを張ったのは、井岡とフェリックス・アルバラードのWBA L・フライ級戦(レギュラー王座)。
流石にフランコのチームが宮崎のケースまで知っていたとは思わないが、「まず中止はない」と踏んでいたのは間違いない。いい度胸である。そしてその読みはズバリ当たった。
例えば下の階級のチャンピオン・クラスが、2階級上の格下選手とチューンナップをやるのは有り。しかし、力が拮抗した同格の選手同士が、115ポンドと122ポンドのウェイト・ハンディキャップマッチをやるなど非常識も甚だしい。
「山中 vs ネリー 2」と同様、フランコの報酬カットは無し。ネリーは減額されたことになっているが、本当かどうかわからない。今回も一部の記事で減額に触れているけれど、明確な金額やパーセンテージは明らかになっておらず、契約した金額を満額受け取ることができるのでは?。ベルトと引き換えに、良好なコンディションと満足の行くマネーを手にしたという次第。
当然のこととして、フランコには当日計量が義務付けられたが、さらに8ポンドの猶予が上乗せされ、59キロ(130ポンド)以内であればOK。しかも、130ポンドをオーバーした場合、またもや2時間の猶予が与えらるという。にわかには信じ難い、寛大過ぎる措置である。
「何が何でも試合はやる」という訳だ。そしてフランコは、ペナルティ(とは口が裂けても言えないが)の当日計量を58キロでクリア。
井岡もそれなりに対策をした上で仕上げて来ているだろうけれど、フランコがすべてを計算の上で非常識な狼藉に及んだのであれば、3-0の判定を持って行く。3キロのギフトは、余りにも影響力が大き過ぎる。
その一方で、前代未聞のウェイト・オーバーをもたらした直接的な原因が、何がしかの重大なアクシデントによる調整不足だったとしたら、井岡が大差を付けてチャンピオンに返り咲く。中盤辺りでのTKOも有り・・・と見るのが筋。
前戦の分析や詳細な予想記事を一生懸命準備していたが、何もかも嫌になった。ちなみに、第1戦はフランコの明白な判定勝ち。ロドリゲス戦に共通する井岡のウィークネスが、またもや露呈した。
物凄く簡単にまとめてしまうと、20世紀中盤~後半にかけて隆盛を極めたアグレッシブなメキシカン・スタイル(敢えて申せばオールド・スクールのボクシング)に、井岡が採る守備的な戦術は徹頭徹尾相性が悪い。
そのウィークネスを、サラスとのハードワークで修正できたのかどうか。私は出来ていないだろうと見ているが、どちらに転ぶのかはフランコの出来1つ。
フランコのボクシングを私は基本的に好むけれど、今後はもう素直に応援する気にはなれない。まさかネリーやファン・グスマンのテツを踏むとは・・・。
井岡の大麻問題については、記事をあらためてアップしたい。井岡の言い分にも一理はあるが、事はそう簡単な話しではない。それにしても、安河内事務局長の間の悪さといったら、誰か本気で諌める者はいないのだろうか。
□主要ブックメイカーのオッズ
<1>BetMGM
フランコ:-110(約1.91倍)
井岡:+100(2倍)
<2>betway
フランコ:-118(約1.85倍)
井岡:+100(2倍)
<3>Bet365
フランコ:-125(1.8倍)
井岡:+105(2.05倍)
<4>ウィリアム・ヒル
フランコ:10/11(約1.91倍)
井岡:10/11(約1.91倍)
ドロー:10/1(11倍)
<5>Sky Sports
フランコ:4/5(1.8倍)
井岡:11/10(2.1倍)
ドロー:12/1(13倍)
◎フランコ(27歳)/前日計量:121.3ポンド(55.0キロ)
※1回目の計量:55.2キロ(3.1キロ=ポンド)ものオーバー
現WBA S・フライ級王者(V3)
戦績:23戦18勝(8KO)1敗3分け1NC
アマ通算:96戦(勝敗詳細不明)
身長:165センチ,リーチ:170センチ
右ボクサーファイター
◎井岡(34歳)/前日計量:114.6ポンド(52.0キロ)
前WBO J・バンタム級(V6/返上),元WBAフライ級(V5),元WBA L・フライ級(V3).元WBA/WBC統一ミニマム級(V3)王者
戦績:32戦29勝(15KO)2敗1分け
世界戦通算:23戦20勝(10KO)2敗1分け
アマ通算:105戦95勝 (64RSC・KO) 10敗
興国高→東農大(中退)
2008年第78回,及び2007年第77回全日本選手権準優勝
2007年第62回(秋田),及び2008年第63回(大分)国体優勝
2005年第60回(岡山),及び2006年第61回(兵庫)国体優勝
2005年第59回,及び2006年第60回インターハイ優勝
2005年第16回,及び2006年第17回高校選抜優勝
※高校6冠/階級:L・フライ級
身長:164.6センチ,リーチ:166センチ
※ドニー・ニエテス第2戦の予備検診データ
右ボクサーファイター
○○○○○○○○○○○○○○○○○○
□オフィシャル
主審:ルイス・パボン(プエルトリコ)
副審:
ジュゼッペ・クアルタローネ(伊)
ギジェルモ・ペレス・ピネダ(パナマ)
パヴェル・カルディニ(ポーランド)
立会人(スーパーバイザー):()
●●●●●●●●●●●●●●●●●●
■主なアンダーカード
<1>OPBF S・フェザー級タイトルマッチ12回戦(再戦)
森武蔵(志成) vs 渡邉卓也(DANGAN AOKI)
○○○○○○○○○○○○○○○○○○
<2>バンタム級10回戦
比嘉大吾(志成) vs シリチャイ・タイイェン(タイ)
○○○○○○○○○○○○○○○○○○
<3>S・フライ級8回戦
重里侃太朗(志成) vs ウィルベルト・ベロンド(比)
○○○○○○○○○○○○○○○○○○
S・バンタム級契約8回戦でタイ人と相対する木元紳之輔(27歳/きもと・しんのすけ/ワタナベ→角海老/6勝2KO6敗)は、習志野高校で国体5位の実績を持つアマチュア出身(アマ通算:20勝11敗)。
プロでは勝率5割と苦しい戦いが続いているが、ボクシングは良くまとまっている。なかなか勝てない最大の理由はサイズ。そして、相手の懐に飛び込むスピードと工夫の不足(総じて頭を振らなくなった現代の選手に共通する欠点)。
公称164センチのタッパは、「S・バンタムでは低過ぎる」と断定することは憚られるものの、前日計量後のリバウンドを含めた調整が当たり前になった昨今、本番のリング上で160センチ台後半~170センチ前半の選手に対峙すると、骨格の違いが浮き彫りになってしまう。
8回戦(A級)に上がってからの3連敗(2019年12月,2021年2月,2021年11月)も、相手は全員168~169センチ。武漢ウィルス禍の影響で2020年を丸々1年休み、一昨年11月の福永 宇宙(ふくなが・そら/黒潮)戦で初のTKO負け。
この後長期のブランクに入り、1年7ヶ月ぶりの復帰戦になる。小柄なタイ人(160センチ:Boxrecの身体データは当てにならないことが多い)を呼ぶ無難な選択も致し方のない状況と理解するが、Boxrecに記載された3勝3敗のレコードは信用しない方がいい。
本気になるとタフでしぶといムエタイ経験者との前提で、KOを急がず距離を取りながら慎重に立ち上がるのが得策。後楽園ホールではすっかりお馴染みの「早倒れ戦士(失礼)」なら、ボディを何発か入れれば勝手に悶絶してくれるだろう。
S・フライ級まで絞ってコンディションの維持が可能ならば、ランキングを賑わす面白い存在になれると思うけれど・・・。
ハッピーボックスジム(2014年に京浜ジムから改称)所属の岩崎文彬(いわさき・ふみあき/26歳/1戦1勝1KO)は、今年4月のデビュー戦で同じプロ初陣の井上善裕(本多)に2回TKO勝ち。S・バンタム級としては平均的なサイズ(公称168センチ)だが、比較的ガッシリした体躯に恵まれ、開始早々ダウンを奪った右ストレートの威力に注目が集まった。
即決勝負でダメージが残らなかった賜物だが、年間2~3試合が通り相場になってしまった現在、2ヶ月のスパンで2戦目を組む積極性は評価されていい。
対戦相手の為我井廉(ためがい・れん/21歳/DANGAN越谷)も、今回が2戦目の新人サウスポー。今年1月27日に後楽園ホールで行われた「DANGANオール4回戦」興行で初陣に臨み、石神井スポーツの網野翔(あみの・かける)をフルマークの3-0判定に下している。
「技術の伴った本物のファイターがいない。洋の東西を問わず絶滅危惧種」だと、拙ブログで何度か書いてきた。
日本の現状は際立って酷く絶望的だが、アマ以上にタッチゲームが横行して、ラスベガス・ディシジョンに象徴される「ボクサータイプ有利」の傾向が顕著な王国アメリカでも、「巧いファイター」は年々歳々少なくなっている。
だがしかし、絶滅を危惧するべきは「巧いファイター」だけではない。昭和の時代、当たり前のように存在していた「フル・ラウンズ足が止まらない本物のボクサー」も、最近はほとんど見かけなくなった。
例えば全盛期の高山勝成だが、プエルトリコのイヴァン・カルデロンとともに、新世紀に登場した数少ない「フットワーカー」の代表格。昔はフェザー~ライト級辺りでもけっして珍しくなかったのに、今ではフライ級以下の最軽量ゾーンでもなかなかお目にかかれない。
だからこそ、素早い足捌きで前後左右に動くレフティ為我井のボクシングを見て、「いいセンスしてるなあ」と感じたファンもいたのではないか。
私は生観戦ではなく「BOXING RAISE(ボクシング・レイズ)」の配信(有料)で見たけれど、ジャブとスタミナを強化しないとこの先キツくなるというのが率直な感想。手放しで賞賛できる水準にはない。
身体がまだ出来上がっておらず、フィジカルもパンチもパワー(強度)不足。まずはジャブを磨かないといけない(打ち方も余り良くない)が、8回戦に上がるまで(最短で5戦目には可能/もう少し長い目で見るべき)には、クロスレンジでの手数のまとめ方も覚える必要がある。
アマチュア経験の有無などバックボーンは不明ながら、ジムの育成次第で得難いメイン・イベンターに成長する素地はあると思う。
なお、Boxrecのイベント(Event)ページに掲載されている為我井の名前が違っている。
■Boxrec Event
https://boxrec.com/en/event/872263
×:Taiga Tamegai https://boxrec.com/en/box-pro/1123566
◎:Ren Tamegai https://boxrec.com/en/box-pro/1132084
「Taiga Tamegai」となっているが、同じDANGAN越谷に所属する「為我井泰我(2戦1敗1分け)」を誤って登録してしまったのだろう。この選手もサウスポーで二十歳と若い。間違い易いのは確かだから、余計に注意が必要。
以下に示す通り、JBCの大会スケジュール(PDF)には「為我井 廉」と記載されている。幾ら何でも、JBCへの申請・登録を間違えたりはしない筈で、十中八九Boxrec側の登録ミスだと推察する。
ひょっとしたら、2人の為我井は兄弟ボクサー?。
■JBC公式サイト試合予定:2023年6月24日 大田区総合体育館
https://jbc.or.jp/2023%e5%b9%b46%e6%9c%8824%e6%97%a5%e3%80%80%e5%a4%a7%e7%94%b0%e5%8c%ba%e7%b7%8f%e5%90%88%e4%bd%93%e8%82%b2%e9%a4%a8/
□対戦カード一覧(PDF)
https://jbc.or.jp/wp_jbc/wp-content/uploads/2023/06/0624.pdf
DANGAN越谷ジムの公式サイト(https://reason-taiki.com/)には独立した「選手紹介」のページが無く、斎藤友彦トレーナーのブログに「選手紹介」と題した記事がアップされているのみ。為我井泰我と為我井廉の記事もあるにはあるが、来歴や身体データなどが省略されており、なおかつ「選手紹介」をカテゴリーとして設定していない為、わかりづらいことこの上ない。
ライセンスを取得するだけでなく、実際に戦うプロ選手の頭数が少ないとか、戦績が思わしくないとか、様々事情はあるのかもしれないが、これはいかがなものか(トレーナー紹介のコンテンツは流石に用意されている)。
話は変わって、「BOXING RAISE(ボクシング・レイズ)」の配信について。
月額980円でDANGANの定期興行(後楽園ホール)だけでなく、地方で行われる興行も視聴できるのは大変にお徳。ボクシングを愛好する者にとって実に有り難く、欠かせないプラットフォームと表して間違いない。
https://boxingraise.com/