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■5 or 6月/日本国内(?)/WBC・WBO世界S・バンタム(122ポンド)級タイトルマッチ12回戦
2団体統一王者 スティーブン・フルトン(米) vs 前4団体統一バンタム級王者/WBO1位 井上尚弥(日/大橋)

リアル・モンスターが進出する122ポンドの現状について、簡単におさらいしてみよう。まずは最新の世界ランキングから。

主要4団体の世界ランキング(122ポンド/11位以下は割愛・省略)

主要4団体の世界ランキング(122ポンド)
  WBA
(2023年1月31日更新)
呼称:S・バンタム級
WBC
(2023年2月16日更新)
呼称:S・バンタム級
IBF
(2023年2月11日更新)
呼称:J・フェザー級
WBO
(2023年2月14日更新)
呼称:J・フェザー級
C ムロジョン・アフマダリエフ
(ウズベキスタン)
スティーブン・フルトン・Jr.
(米)
ムロジョン・アフマダリエフ
(ウズベキスタン)
スティーブン・フルトン・Jr.
(米)
1位 空位 井上尚弥
(日/大橋)
マーロン・タパレス
(比)
井上尚弥
(日/大橋)
2位 亀田和毅
(日/TMK)
ルイス・ネリー
(メキシコ)
空位 ライース・アリーム
(米)
3位 ケヴィン・ゴンサレス
(メキシコ)
アザト・ホヴァニシアン
(アルメニア)
ルイス・ネリー
(メキシコ)
ルイス・ネリー
(メキシコ)
4位 シャバス・マスゥド
(Shabaz Masoud/英)
アラン・デヴィッド・ピカソ
(メキシコ)

ライース・アリーム
(米)
アザト・ホヴァニシアン
(アルメニア)
5位 エフゲニー・パヴロフ
(カザフスタン)
ライース・アリーム
(米)
井上拓真
(日/大橋)
ジョンリエル・カシメロ
(比)
6位 ヘクター・バルデス
(米)
チャイノイ・ウォラウット
(Chainoi Worawut/タイ)
カール・J・マルティン
(比)
サム・グッドマン
(豪)
7位 ラファエル・ペドロサ
(パナマ)
カルロス・カストロ
(米)
サム・グッドマン
(豪)
ムハンマド・シェホフ
(ウズベキスタン)
8位 マックス・オルネラス
(米)
ジョンリエル・カシメロ
(比)
アザト・ホヴァニシアン
(アルメニア)
赤穂亮
(日/横浜光)
※引退を表明
9位 オーレ・ドゥフン
(Oleh Dovhun/ウクライナ)
リアム・デイヴィス
(英)
ルドゥモ・ラマティ
(南ア)
カール・J・マルティン
(比)
10位 イスラエル・ロドリゲス
(メキシコ)
武居由樹
(日/大橋)
亀田和毅
(日/TMK)
亀田和毅
(日/TMK)

主要専門サイトのランキング(122ポンド/承認は10位まで)

主要専門サイトのランキング(122ポンド)
  リング誌
(2023年2月18日更新)
呼称:J・フェザー級
TBRB
(2023年1月9日更新)
呼称:J・フェザー級
ESPN
(2023年2月21日更新)
呼称:J・フェザー級
Boxrec
(随時更新)
呼称:S・バンタム級
C 空位 空位
(※)

(※)
1位 スティーブン・フルトン・Jr.
(米)
スティーブン・フルトン・Jr.
(米)
スティーブン・フルトン・Jr.
(米)
スティーブン・フルトン・Jr.
(米)
2位 ムロジョン・アフマダリエフ
(ウズベキスタン)
ムロジョン・アフマダリエフ
(ウズベキスタン)
ムロジョン・アフマダリエフ
(ウズベキスタン)
ルイス・ネリー
(メキシコ)
3位 ルイス・ネリー
(メキシコ)
アザト・ホヴァニシアン
(アルメニア)
ジョンリエル・カシメロ
(比)
ジョンリエル・カシメロ
(比)
4位 ライース・アリーム
(米)
ライース・アリーム
(米)
ライース・アリーム
(米)
ムロジョン・アフマダリエフ
(ウズベキスタン)
5位 アザト・ホヴァニシアン
(アルメニア)
井上拓真
(日/大橋)
アザト・ホヴァニシアン
(アルメニア)
マーロン・タパレス
(比)
6位 マーロン・タパレス
(比)
マーロン・タパレス
(比)
井上拓真
(日/大橋)
カルロス・カストロ
(米)
7位 ロニー・リオス
(米)
ルイス・ネリー
(メキシコ)
ゾラニ・テテ
(南ア)
ライース・アリーム
(米)
8位 ゾラニ・テテ
(南ア)
ゾラニ・テテ
(南ア)
ジョンリエル・カシメロ
(比)
井上拓真
(日/大橋)
9位 マイク・プラニア
(比)
ジョンリエル・カシメロ
(比)
マーロン・タパレス
(比)
ロニー・リオス
(米)
10位 井上拓真
(日/大橋)
ケヴィン・ゴンサレス
(メキシコ)
ロニー・リオス
(米)
リアム・デイヴィス
(英)

主要専門サイトのランキングについて(補足)

  1. 「TBRB(Transnational Boxing Rankings Board)」は、リング誌元編集長のナイジェル・コリンズ,クリフ・ロールド(Boxing Sceneの主任記者)らが中心となって、2012年に立ち上げランキング制定機関。
  2. オスカー・デラ・ホーヤ率いるゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(が傘下に収める出版社)によるリング誌の買収を巡り、編集長を辞任(事実上の解任とされる)したコリンズが、ランキングの策定も含めた編集方針に対するプロモーターの圧力は不可避だとして、「真に中立的な立場を担保されたランキング」の必要性を訴えた。
  3. 最大の問題は、ランキングの更新が不定期なこと。月次のアップデートができていない。ランキングの透明性と信頼性を高めることを目的として、ボードを構成するメンバーが各国に多数いることも、定期更新を難しくしているのかもしれない。
  4. Boxrecは、登録されたボクサーのレコード(勝敗)を細かく分類し、自動的にポイントに変換・集計を行い、順位を付ける仕組みを作り上げた。
  5. 対戦時点での持ち点(リアルタイムでの総得点)を基準にして、独自の係数でポイントに反映させているらしい(持ち点の多寡により勝敗と連動する獲得ポイントが変動)。
  6. 世界戦を筆頭に、タイトルマッチの構成比が高いほどポイントも上がり易くなっている模様。
  7. 最大の問題点は、そもそもの基準となるポイント計算に、対戦相手の実力が正当に反映されていると言いづらいこと。世界タイトルの乱立に加えて、大量に発生した水増しランカー等の問題は一切考慮されない為、弱い相手を選んで数多く試合を組みKO勝ちを続け、認定団体が承認するいい加減な地域タイトルの獲得・返上を繰り返すことで、相応にポイントは上昇する。


Part 4 へ続く